クリップオンストロボは、カメラの上に取り付けられる携帯性に優れたストロボです。光量もそこそこあるので自然光の入らない室内での撮影ではできれば欲しいところ。でも、ストロボがあれば良いかというとそうでもありません。単体でも条件が揃えば綺麗な光を演出できますが、限界があります。ストロボがあれば綺麗に明るく撮れると思い購入したものの、良い感じにうつらず結局自然光が一番だなーと、押し入れにひっそりとしまっている方も少なくないのではないでしょうか。
クリップオンストロボには実は豊富なアクセサリーがあります。その数だけ光が変わります。具体的な使い方は「撮影・レタッチ道場」のほうで触れていきますが、今回はこんなアクセサリーがあるんだよ、という簡単な紹介をしていきます。
1:ストロボディフューザーA・・・発光部にカバーをかけます。これによって光が若干やわらぎます。小さくてどこででも使えるのが大きなメリットですが、その分効果は小さいです。
2:ストロボディフューザーB・・・レンズに固定するディフューザー。Aタイプよりも発光部との距離を作れるので、若干効果が大きくなることが期待できます。
3:傘(+ディフューザー)・・・ストロボ光を傘にバウンズさせて柔らかくします。ディフューザーがあるとさらに柔らかくなります。1・2と比べるともっとも柔らかいポートレート向きの光が作れます。
4:コニカルスヌート・・・スポットライトを作り出すことができます。ダークな作品撮りや、ハイライトの演出などに適しています。
5:ROGUE Flash Bender・・・何やら格好いいですね。詳細は公式ページで→http://www.nationalphoto.co.jp/2F/items_12.htm
6:ClipON Clamp-Mount ボックス・・・これは楽しそう! 詳細は公式ページで→http://panproduct.com/?p=11844
7:スピードライトプロキット・・・6と近い構成ですが色々違います。 詳細は公式ページで→http://item.rakuten.co.jp/prokizai/c/0000000438/
ここで紹介しているもの以外にも多くのアクセサリーが存在します。見た目を気にしなければ、自作して試行錯誤するのも楽しい領域です。ティッシューで発光部を包んで輪ゴムで止めるだけでもそれなりの効果が得られます。工夫一つでガラッと変えられるのでそんな楽しみに一歩踏み出してはいかがでしょうか。